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つれづれに
牛乳とカルシウム
現代の子供たちは骨が弱いのだそうです。医者や栄養士たちが声を揃えて「カルシウム摂取不足」だと主張しています。カルシウム製品大流行です。そう思っている人も多くいるようですが、私にとってはどうしても信じられないのです。何か変に感じるのです。
私たちが子供の時は戦後間もない頃で、日本は貧乏な国でした。口にするものも質素なもので、田舎育ちの私は、おやつといえば「トマト、きゅうり、さつまいも」等で、ケーキなどは誕生日とクリスマスの年2回と相場は決まっていました。給食も始まったばかりでしたが、あのまずい脱脂粉乳を1杯飲んでいただけで牛乳などは飲んでいませんでした。かといって小魚をバリバリ食べたという記憶もありません。でも骨の弱い子は周りにいなかったと思います。
今の子供たちの食べ物は栄養豊富で、牛乳もたくさん飲む子が多いように思います。にも拘わらずカルシウム摂取不足だということなのです。
自然界に目を移すと、如何なるほ乳類も、人間以外は授乳期が終わると乳を飲みませんし、飲ませません。チンパンジーでさえもです。
飲む/飲ませる必要がないからなのですが、人間だけは授乳期が終わった後も乳を飲ませます。しかも人間の乳ではなく、他動物である牛の乳をです。牛の乳は牛の赤ちゃんを育てるためのものであって、人間の子供用に母牛が出すものではありません。
小魚を食べるゾウやキリンがいるとは聞いたことがありません。あれだけの大きな骨格を持っているのにです。彼らの食べ物は草や葉といった植物だけです。
やはり何か奇異に感じます。カルシウム不足ではなく、摂取したカルシウムを骨にする「機能の障害」ではないのか、そんな気がします。
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